横浜FCは3日、トップチーム選手3人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。クラブでは7月29日にも陽性者1人が出ており、1週間で4人目となった。

　横浜FCは1人目の陽性者(以下、選手A)が出たのを受け、今月1日の練習前にトップチーム選手・スタッフ全員を対象とした抗原定性検査、PCR検査を実施。抗原定性検査では1人の選手(以下、選手B)から2度続けて陽性反応があり、PCR検査では選手3人(B、選手C、選手D)から陽性反応が出た。その他の選手・スタッフは全員が陰性判定だった。

　発表によると、3選手は7月30日に2度目のワクチン接種を実施していた。なお、選手Cは31日に38.0度の発熱があったが、同日のPCR検査では陰性だった。

　クラブは「横浜FCでは、引き続き日々の検温・行動記録や手洗い、手指消毒、クラブハウス内でのソーシャルディスタンスを保った更衣や食事を徹底をしております」とした上で「全国的に爆発的な感染拡大が広がる中、様々な思いがけない経路での感染や感染力の強い変異株を疑われる感染も多く発生していますので、ファン・サポーターの皆さんも引き続き徹底した感染対策の実施をお願いいたします」と呼びかけている。

　陽性となった3選手の経過、症状は以下のとおり。

■選手B
7/25(日)チーム活動参加(体温36.6℃)
7/26(月)チーム活動参加(体温36.4℃)
7/27(火)チーム活動参加(体温36.4℃)
7/28(水)チーム活動参加(体温36.5℃)
7/29(木)チーム活動参加(体温36.4℃)
7/30(金)オフ(体温36.4℃)
※ワクチン接種2回目実施
7/31(土)オフ(体温36.5℃)
8/1(日)抗原定性検査およびPCR検査実施(体温36.9℃)
抗原定性検査実施→結果:陽性
PCR検査実施→結果:陽性

■選手C
7/25(日)チーム活動参加(体温36.5℃)
7/26(月)チーム活動参加(体温36.4℃)
7/27(火)チーム活動参加(体温36.4℃)
7/28(水)チーム活動参加(体温36.3℃)
7/29(木)チーム活動参加(体温36.2℃)
抗原定性検査実施→結果:陰性(選手Aと接触の疑いがあったため受検)
7/30(金)オフ(体温36.6℃)
※ワクチン接種2回目実施
7/31(土)オフ(体温38.0℃)
PCR検査実施→結果:陰性
8/1(日)抗原定性検査およびPCR検査実施(体温36.5℃)
抗原定性検査実施→結果:陰性
PCR検査実施→結果:陽性

■選手D
7/25(日)チーム活動参加(体温36.5℃)
7/26(月)チーム活動参加(体温36.3℃)
7/27(火)チーム活動参加(体温36.4℃)
7/28(水)チーム活動参加(体温36.5℃)
7/29(木)チーム活動参加(体温36.4℃)
7/30(金)オフ(体温36.5℃)
※ワクチン接種2回目実施
7/31(土)オフ(体温36.3℃)
8/1(日)抗原定性検査およびPCR検査実施(体温36.5℃)
抗原定性検査実施→結果:陰性
PCR検査実施結果→結果:陽性

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