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ブラジルが五輪連覇に王手! メキシコとの120分間死闘は決着つかず、PK戦を制して決勝へ

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ブラジルが決勝戦へ

[8.3 東京五輪準決勝 U-24メキシコ 0-0(PK1-4)U-24ブラジル カシマ]

 東京五輪のサッカー男子は3日、準決勝を行った。U-24メキシコ代表とU-24ブラジル代表の対戦は、0-0のまま延長戦も終了。PK戦の末、ブラジルが4-1で勝利を収め、決勝進出を果たした。決勝は7日、U-24日本代表とU-24スペイン代表の勝者と対戦する。

 2012年ロンドン五輪覇者のメキシコと、16年リオ五輪覇者のブラジルの対戦。前半は両者シュートを放つも、メキシコはGKギジェルモ・オチョアが、ブラジルはGKアデルバル・サントスが好セーブでゴールを守る。

 ブラジルは前半23分、PA手前からDFダニエウ・アウベスが強烈なFKを蹴り込むが、オチョアにセーブされる。同28分にはMFドウグラス・ルイスがPA内で倒されるも、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入から主審によるモニターチェックでファウルとは認められず。PKにはつながらなかった。

 両者後半から交代カードを切る。メキシコはベンチスタートだった背番号10のFWディエゴ・ライネスを投入。ブラジルも後半22分にFWガブリエル・マルティネッリ、27分にMFヘイニエル・カルバーリョを出場させた。

 ブラジルはFWリシャルリソンのヘディングシュートがゴールポストを叩く場面もゴールとはならず、そのまま90分間でスコアは動かないまま、延長戦に突入。だが、延長30分間でも決着はつかない。決勝進出はPK戦にゆだねられた。

 PKはブラジルが制す。GKサントスがメキシコの1人目をセーブ。さらに、メキシコの2人目はポスト直撃で外してしまう。ブラジルは4人目まで決め切り、PK戦を4-1で勝利。連覇に王手をかけた。

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