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笑って大会を終えられるように…U-24日本代表、3位決定戦メキシコ戦に向けて調整

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3位決定戦メキシコ戦に向けて調整を進めるU-24日本代表

 U-24日本代表は4日、6日に行われる東京五輪・3位決定戦U-24メキシコ代表戦に向けてトレーニングを行った。

 前日に行われた準決勝スペイン戦。相手に押し込まれながらも粘り強く戦い、得点を許さずに試合を進めた。しかし、0-0のまま迎えた延長後半10分にMFマルコ・アセンシオに強烈な左足のシュートを決められ、0-1の完封負け。目標としてきた金メダルには届かず、3位決定戦に回ることになった。

 激戦から一夜明けたトレーニング。ピッチ上に姿を現したのはGK大迫敬介(広島)、GK鈴木彩艶(浦和)、DF町田浩樹(鹿島)、DF冨安健洋(ボローニャ)、DF橋岡大樹(シントトロイデン)、DF瀬古歩夢(C大阪)、MF三笘薫(川崎F)の7選手だった。

 その他の選手は室内でトレーニング。ピッチ上に出てきてウォーキングする姿もあり、MF堂安律(PSV)やDF板倉滉(マンチェスター・シティ)、MF三好康児(アントワープ)やFW前田大然(横浜FM)らと森保一監督が言葉をかわす場面も見られた。また、MF田中碧(デュッセルドルフ)とDF旗手怜央(川崎F)はゴール裏で控え組の練習を見守っていた。

 ピッチ上の7選手はフィジカルトレーニングやGKを交えての鳥かごを行うと、町田、冨安、瀬古をパスの出し手に、右に橋岡、左に三笘を配置してクロスやシュート練習をこなす。その後、三笘と冨安、橋岡と瀬古、町田とコーチに分かれて2人1組でのシュート練習に移行。大迫や鈴木がシュートをストップすれば「ナイス!!」との声がかかり、三笘が鮮やかなループシュートを沈めると、橋岡から「なんだそれ!!」、横内昭展コーチから「ブラボー!!」と声が飛ぶなど、雰囲気の良い中、トレーニングは行われた。

 53年ぶりの銅メダル獲得を目指す一戦。3位決定戦メキシコ戦は6日に埼玉スタジアムで開催され、20時キックオフ予定となっている。

(取材・文 折戸岳彦)
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