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このメンバーで挑む最後の試合…橋岡大樹「絶対に銅メダルを取って終わりたい」

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U-24日本代表DF橋岡大樹(シントトロイデン)

 まだ1試合残されている――。目標としてきた金メダルには届かず、照準は53年ぶりの銅メダル獲得に合わされることになった。U-24日本代表DF橋岡大樹(シントトロイデン)は「最低限の結果を絶対に残さないといけない」と意気込みを示した。

 準決勝では延長戦の末に、スペインに0-1で敗れた。史上初の決勝進出を逃したが、これまで同様、中2日で次なる戦いがやってくる。6日に行われる3位決定戦。メキシコに勝利すれば、53年ぶりに銅メダルの獲得が決まる。

 スペイン戦の敗戦は、当然「みんなもすごい悔しがっていた」。しかし、次戦に向けて「気持ちを切り替えないといけないと思っている」と前を向こうとしている。

「吉田(麻也)選手も言っていたけど、オリンピアンとメダリストの違いはものすごい大きいと思う。僕たちが目標にしていたのは金メダルだけど、銅メダルをしっかりとって、最低限の結果を残したいと思っている」

 メキシコ戦はU-24日本代表にとって、ラストマッチとなる。18年5月のトゥーロン国際大会から同代表に名を連ねてきた男は、「このメンバー、この世代での代表の試合は次が最後。最後の試合を勝って、良い形で終わりたい」と必勝を誓った。

(取材・文 折戸岳彦)
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