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来日中のFIFA会長が声明…女子決勝“消えた”新国立にも言及

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JFAの田嶋幸三会長(後列左)とともに女子3位決定戦を観戦したジャンニ・インファンティーノ会長

 国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長は5日、東京五輪サッカー競技のスケジュール変更について声明を発表した。インファンティーノ会長は現在来日しており、同日は女子3位決定戦を茨城県立カシマサッカースタジアムで視察していた。

 東京五輪のサッカー競技をめぐっては同日、翌6日に予定されていた女子決勝のキックオフ時間と会場の変更が決定。当初は午前11時に新国立競技場でキックオフされる予定だったが、暑熱対策のため午後9時に横浜国際総合競技場で行われることになった。これに伴い、午後8時にキックオフ予定だった男子3位決定戦も午後6時のキックオフに変更となった。

 インファンティーノ会長はFIFA公式サイトに声明を掲載し、「全ての関係者が選手たちに最高の環境を提供することに焦点を向けていることについて、われわれは感謝している。そして選手たちや、素晴らしい東京五輪2020のショーケースとなる試合を楽しみにしている」と所感を述べた。

 なお、女子決勝の会場変更により、五輪メイン会場となるオリンピックスタジアム(新国立競技場)でのサッカー競技がなくなった。同会長は「またオリンピックスタジアムに残されることになるであろう素晴らしいフットボールのレガシーに感謝している。東京2020のレガシーとして、ここで数々のフットボールの名場面が生まれることを確信している」と伝えている。

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