FWサカ「言葉が出ない」差別被害の19歳を待っていた“壁一面のメッセージ”
EURO2020(欧州選手権)決勝戦の試合後、SNSを通じて多くの人種差別投稿を受けていたイングランドFWブカヨ・サカに向けて、所属先のアーセナルサポーターから盛大な励ましのセレモニーが行われていたようだ。イギリス『BBC』などが伝えている。
すでに始動していたチームから一足遅れ、EURO明けのオフを取っていたサカ。そんな19歳の復帰を誰よりも待っていたのは愛するクラブのサポーターだった。屋内トレーニング場の壁一面にはメッセージカード、手紙、プレゼントがぎっしり。どれも練習に合流するためにやってきたサカに向けてのものだった。
「言葉が出ない。このすべてに感謝を伝えようとするとどうしたらいいんだろう」。
そんな心境を語ったサカは一つひとつの手紙に目を向けつつ、感激した様子。中には「自分のお小遣いでアイスを買うよ」「公園で一緒にサッカーしよう」という子どもたちからのメッセージもあり、クラブスタッフに「この全部、家に持って帰ってもいい?」と尋ねたという。
サカはEURO2020の決勝後、ともにPKを失敗したFWジェイドン・サンチョ、FWマーカス・ラッシュフォードとともに人種差別への標的になった。この問題に関しては警察当局がすでに11人を逮捕し、さらなる捜査を継続中。再発防止と、周囲のケア——。英国では二つの方法から差別投稿に立ち向かっているようだ。
●プレミアリーグ2021-22特集
すでに始動していたチームから一足遅れ、EURO明けのオフを取っていたサカ。そんな19歳の復帰を誰よりも待っていたのは愛するクラブのサポーターだった。屋内トレーニング場の壁一面にはメッセージカード、手紙、プレゼントがぎっしり。どれも練習に合流するためにやってきたサカに向けてのものだった。
「言葉が出ない。このすべてに感謝を伝えようとするとどうしたらいいんだろう」。
そんな心境を語ったサカは一つひとつの手紙に目を向けつつ、感激した様子。中には「自分のお小遣いでアイスを買うよ」「公園で一緒にサッカーしよう」という子どもたちからのメッセージもあり、クラブスタッフに「この全部、家に持って帰ってもいい?」と尋ねたという。
サカはEURO2020の決勝後、ともにPKを失敗したFWジェイドン・サンチョ、FWマーカス・ラッシュフォードとともに人種差別への標的になった。この問題に関しては警察当局がすでに11人を逮捕し、さらなる捜査を継続中。再発防止と、周囲のケア——。英国では二つの方法から差別投稿に立ち向かっているようだ。
"How do I even say thank you for all of this?"
— Arsenal (@Arsenal) August 4, 2021
Just look at the incredible love and support from our fans to @BukayoSaka87
Thank youpic.twitter.com/vznIV7Ubmn
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