ユベントスの女子サッカーチームの公式ツイッターが、所属する選手の一人が人種差別的なジェスチャーをしている写真をツイートしたことで炎上し、謝罪する事態となった。『ESPN』が伝えている。

　ユベントスの女子チームの公式アカウントはイタリア代表DFセシリア・サルバイ選手がトレーニング場と思われる場所で頭にコーンを乗せ、不快な斜視のジェスチャーをしている画像を投稿していた。人差し指で両目を左右に引き上げた“つり目”のポーズは、アジア人を侮辱するものとして認知されている。

　この投稿には否定的な意見が多く寄せられたため、ユベントスはすぐにこのツイートを削除した。

　ユベントス女子は声明を発表し、「物議を醸すつもりも、人種的な意味合いもなかった私たちのツイートが、誰かを不快にさせたかもしれないことを、心からお詫びします」と、女子チームのアカウントは投稿している。

「ユベントスは常に人種差別に反対しています。#DifferencesMakeTheDifference"」

　ユベントス女子は、過去4回のタイトルを獲得し、セリエAの王者として君臨している。