レスター・シティのブレンダン・ロジャーズ監督は、ジェームズ・マディソンの残留を強調した。

　近年プレミアリーグ上位争いを繰り広げるレスターの司令塔として活躍するマディソン。これを受け、以前からビッグクラブ行きが報じられる中、今夏にアーセナルが同選手への関心を強める。さらに、昨シーズンはファイナルサードで本来の出来と比較すれば物足りないパフォーマンスに終わっており、レスターは6000万ポンド(約76億円)以上のオファーで24歳のイングランド代表MFの放出を受け入れると考えられている。

　しかし、ロジャーズ監督はさまざまな憶測が飛び交うマディソンの去就についてプレスカンファレンスで「(マディソンが移籍市場最終日までチームにいると)信じている。これ以外のことは何一つ言っていない。ジェームズはこのチームのとても重要なメンバーだ」と主張した。

　また、同じくビッグクラブ行きが囁かれるユーリ・ティーレマンスについても同指揮官は言及。現行契約が残り2年を切ったことで新契約を締結する可能性を問われ「クラブは彼の代理人と話をしている。それに、彼はここでとてもハッピーだ。しかし、現段階でこれ以上に言えることはない」と話すにとどめている。