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福岡が連敗を5でストップ! 後半ATに前寛之が劇的同点弾、広島は3戦ぶり白星逃す

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[8.9 J1第23節 福岡1-1広島 ベススタ]

 J1リーグは9日に第23節を行った。アビスパ福岡サンフレッチェ広島の対戦は、1-1のドローに終わった。

 両者ともにほぼ1か月ぶりとなったリーグ戦。福岡は5連敗からの脱却を、広島は3試合ぶりの白星を目指す。福岡は4-4-2の布陣で2トップはFWフアンマ・デルガドとFW山岸祐也が入る。広島は3-4-2-1の布陣。2シャドーにMFエゼキエウとMF森島司が起用され、1トップにFWジュニオール・サントスが入った。

 広島はMF藤井智也が何度も左サイドから突破を試みるも、ゴールには結びつかず。一方、福岡はなかなかシュートに持ち込めないまま、前半はスコアレスで折り返す。

 後半も拮抗状態は続く。福岡は後半9分にFW山岸祐也がドリブルで持ち運ぶ。左サイドからカットインで入り込み、右足シュートを放つが、GK林卓人に枠外へとはじかれた。

 試合は後半17分に動く。広島はMF柏好文が右サイドからワンツーパスを駆使してPA内へ。すると、追いかけるDF志知孝明にプッシュされ、倒れ込んでしまう。西村雄一主審は笛を鳴らし、広島がPKを獲得。さらに、志知はすでに警告を一度受けていたため、2度目のイエローカードで退場処分となった。

 ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の確認を経て、広島は後半22分にFWジュニオール・サントスが蹴り込み、先制に成功。さらに、相手の人数を一人減らし、数的優位にも立った。

 さらに広島は後半34分に決定機を迎える。右サイドの森島からパスを受けたJ・サントスが相手最終ラインで守備陣を翻弄。そのままPA内に入り込み、ゴールネットを揺らしてみせた。しかし、J・サントスがパスを受けたときにオフサイドラインを越えており、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックでノーゴールとなった。

 徐々に両者ヒートアップの様相となり、後半アディショナルタイムは8分に。すると、AT7分過ぎに福岡が追いついてみせる。MF前寛之が右サイドから切り込み、PA手前で左足シュートを打ちこむ。相手選手に当たったボールはそのままゴールに吸い込まれた。

 劇的展開のまま、試合は1-1で終了した。福岡は連敗を「5」でストップ。広島は3試合ぶりの白星を逃してしまった。

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