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OBマテウス氏、38歳リベリを復帰させるべきとバイエルンに提言「チームに良い影響をもたらす」

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 元ドイツ代表MFでバイエルンOBのローター・マテウス氏が、フィオレンティーナと契約満了になったフランク・リベリについて「バイエルンはリベリと再び契約を結ぶべき」との見解を示した。

 リベリは2019年夏、2007年夏から12年にわたって在籍したバイエルンを退団。同年夏にセリエAのフィオレンティーナと契約を結んだ。イタリアでは2季プレーしたものの、ヴィオラとは契約更新とならず、38歳の元フランス代表MFは現在、自由移籍が可能な状況となっている。

 マテウス氏は『Sky Sport Germany』に対し「バイエルンは希望するサイドアタッカーと契約を結べなかった場合、リベリを再び迎え入れたほうがいい」と語った。

「確かにリベリは年齢的な事情もあり、3日ごとにトップフォームでプレーすることは難しいだろう。だがそれでも万全ならまだまだトップレベルのプレーを見せることが可能だ。1年契約でもいいから、彼を迎え入れるべきだと思うね」

「彼はイタリアでも健在なところを示していたし、ドイツに戻ったとしても十分にやれるはず。それに、彼はドレッシングルームでチーム全体に良い影響をもたらす人物でもあるんだ」

 マテウス氏は「もし彼が再びバイエルンのユニフォームをまとうことがあるのなら、それは喜ばしいことだ」と続け、バイエルンに対してリベリ再獲得を推奨している。

 現時点で新たな所属先を探しているリベリ。同選手にはジェノア、サンプドリア、ラツィオなどが興味を示している模様だが、リベリ本人はフィオレンティーナへの恩義からライバルチームとの契約に難色を示しているとの報道もある。

 果たしてユリアン・ナーゲルスマン新体制となったバイエルンは、38歳の大ベテランとなったリベリを再び迎え入れることになるのか。フリー移籍が可能なだけに、今夏リベリがどのチームへと加わることになるのか、その動向が注目される。
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