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選手&スタッフ全員参加の会食でクラスター発生…奈良クラブが謝罪「認識が甘かった」

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 奈良クラブ(JFL)は11日、会食によりクラブ内の6名が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことを謝罪した。

 クラブは11日までに選手2名、チームスタッフ3名、アカデミースタッフ1名が陽性判定を受け、2日から14日までトップチームの活動を休止している。

 今回のクラスター事案に関して11日に奈良市保健所からリリースがあり、感染が拡大した要因として、チームの選手およびスタッフが全員参加した会食が挙げられているという。

 クラブによると、7月25日の橿原市内での通常練習後、同市内の飲食店でランチミーティングを開催し、トップチームの監督やコーチを含むコーチングスタッフと選手が参加。酒類などの提供はなかった。また、このミーティングには、陽性判定のスタッフ1名を含むアカデミースタッフやフロントスタッフも同席していたと報告している。

 クラブは「今回の一件に関しまして、奈良クラブに関わる全ての皆様に大変ご心配とご迷惑をおかけいたしましたこと、改めて深くお詫びいたします」と謝罪。クラスター発生については「クラブの認識が甘かったと大変反省しております」とし、「その他にも保健所からはロッカールームでの活動等のリスクを指摘されており、再度ガイドラインの強化を始めとした、より一層の感染症対策の構築ならびに周知徹底をはかってまいります」と表明した。

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