beacon

視聴数はクラシコ超え、ユニ売上も爆増…マジョルカ現地紙「久保建英は金脈」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 日本代表MF久保建英は今季、2年ぶりにマジョルカでプレーすることが決まった。現地紙『ディアリオ・デ・マジョルカ』は「久保建英はリーガの金脈であり、マジョルカの金庫」と銘打ち、久保がもたらす経済効果に期待を寄せている。

 マジョルカは現地時間11日、レアル・マドリーから1年間のローン移籍で久保を獲得すると発表した。記事によると、マジョルカは久保の年俸200万ユーロを負担する一方、ローン移籍に関わる費用は発生しないという。

 今季からラ・リーガ1部に復帰するマジョルカにとって、レンタル料はかからないとはいえ久保の年俸は高額。それでも現地紙は「タケ・クボはピッチ上でクオリティーをもたらすだけではない」と財政面の効用にも期待しているようだ。

 その根拠は2019-20シーズン、久保がマジョルカでプレーしていた際の実績だ。記事によると同シーズンのラ・リーガにおいて、日本で最も観戦された10試合のうち8試合がマジョルカの試合。なかでも初ゴールを決めた第13節ビジャレアル戦の視聴者数は同年のエル・クラシコやマドリード・ダービーを上回っていたのだという。

 またマジョルカのSNSのフォロワー数は久保の加入で大幅に増加し、19-20シーズンにはコナミのテレビゲーム「Pro Evolution Soccer」(ウイニングイレブン)との契約も獲得。ユニフォーム販売でも多額の収益を獲得したことで「久保が高額だが、クラブは日本人選手の経済的・メディア的価値を認識している」と伝えている。

●海外組ガイド
●ラ・リーガ2021-22特集

TOP