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G大阪デビュー戦で劇的決勝弾!! 関学大FW山見が喜び爆発「小さい頃からずっと応援していたので…」

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ガンバ大阪FW山見大登(関西学院大4年)

[8.13 J1第24節 清水0-1G大阪 アイスタ]

 壮絶な15連戦中のガンバ大阪に3試合ぶりの白星をもたらしたのは、来季から正式なプロ入りを控える現役大学生だった。J1デビュー戦で劇的な決勝弾を沈めたFW山見大登(関西学院大4年)は試合後、「こういったゲームは初めてだったのですごく緊張していたけど、ガンバが2連敗しているところで、僕が初出場で得点できたことで、勝利に貢献できてよかった」と初々しく語った。

 今月5日にJリーグ公式戦出場資格を得られる特別指定選手としてチームに登録され、この日が初めてのベンチ入り。それでも、ACL明けから週2試合ペースが続くチームにおいては貴重な戦力であり、出番は0-0で迎えた後半30分に訪れた。

 松波正信監督からは「緊張もあると思うけど、自分の特長をちゃんと出して、仕掛けてゴールに向かって勝負しろ」という指示を受け、MF倉田秋に代わってJリーグのピッチへ。すると投入から3分後、さっそくゴール右斜め前から積極的なシュートを放ち、日本代表GK権田修一に横っ飛びでのギリギリの対応を迫った。

 そして後半37分、ついに名手の牙城を破った。同じく途中出場のMF小野裕二のフィードを後ろ向きのまま爪先でうまく収めると、指揮官の指示どおりに右サイドで果敢な仕掛けを披露。クロスを上げるかのようなフェイントで相手をかわし、カットインしながら持ち変えた左足を力強く振り抜いた。

「ドリブルが特長なので仕掛けようというのは出場する前から決めていて、ゴールが空いたのが見えたので思い切って振り抜いた」。インフロントキックにしっかりと力を込め、カーブをかけたボールはゴール左上隅ギリギリのコースへ。GKに触れられずにネットを揺らすと、3日後に誕生日を控える21歳は喜びを爆発させた。

「小さい頃からずっと応援していたチームなので、勝利に貢献できてうれしい」。そう喜びを語ったように、山見は幼少期からのG大阪サポーター。愛するクラブに勝利をもたらしたワンダーボーイは「僕が初めて見たのがリーグ優勝の時だったので、その舞台に立ててすごくうれしいですし、リーグ優勝に貢献できるのは大学でも他にいない。そこに貢献するのが目標」と新たな野望を力強く語った。

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