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プレミア開幕戦で波乱! 初昇格ブレントフォードがアーセナルから大金星! カノス先制弾からロングスロー戦法でトドメ

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ブレントフォードが大金星

[8.13 プレミアリーグ第1節 ブレントフォード 2-0 アーセナル]

 プレミアリーグは13日、2021-22シーズンの開幕を迎えた。開幕戦ではプレミアリーグ初昇格のブレントフォードと昨季8位に沈んだアーセナルが対戦。ブレントフォードが2得点を奪い、価値ある勝利を手にした。

 プレミアリーグは初、トップリーグには74年ぶりに挑むことになったブレントフォード。3-5-2の布陣を敷き、GKはダビド・ラヤが入る。3バックはMFクリストファー・アイエル、DFポントゥス・ヤンソン、DFイーサン・ピノック。右WBはMFセルジ・カノス、左WBはDFリコ・ヘンリーを配置。アンカーにMFクリスティアン・ノアゴーア、右MFにフランク・オンエカ、左MFにビタリ・ヤネルトを置く。2トップはFWブライアン・ムベウモ、FWイバン・トニーが起用された。

 昨季8位で26年ぶりに欧州カップ戦出場を逃したアーセナル。FWピエール・エメリク・オーバメヤンとFWアレクサンドル・ラカゼットをコンディション不良で欠く中、布陣は4-2-3-1。GKはベルント・レノで、4バックはDFカラム・チェンバース、DFベン・ホワイト、DFパブロ・マリ、DFキーラン・ティアニーを入れた。ボランチ2枚はMFサンビ・ロコンガとMFグラニト・ジャカ。2列目は右にFWニコラ・ペペ、左にMFガブリエル・マルティネッリ、トップ下はMFエミール・スミス・ロウを置き、1トップはFWフォラリン・バログンが起用された。

 ブレントフォードは序盤から攻勢を強める。前半12分にはトニーがワンタッチで最前線に通すと、ムベウモがPA右から右足シュート。強烈な弾道はゴール右ポストを叩いた。そして、同22分に先制ゴールをこじ開ける。

 GKラヤが最後方からロングボールを蹴り、敵陣のPA内でゴールに迫るも、相手選手にクリアされる。しかしピノックが頭で跳ね返すと、拾ったカノスは左サイドからPA左に入り込む。すかさず右足を振り抜き、ゴールに突き刺した。

 先制を許したアーセナルは前半に追いつくことができず、前半を0-1のまま後半に折り返す。後半もシュートは打つが、ゴールが遠いため、後半13分にバログンを下げ、MFブカヨ・サカを出場させる。マルティネッリが最前線に移動し、サカは左に入った。さらに同26分にはマルティネッリに代わり、FWリース・ネルソンが投入された。

 ブレントフォードも同じ後半26分、アイエルに代えてDFマッズ・ベック・セーレンセンが入る。すると、同28分に采配が的中。入ったばかりのセーレンセンが左サイドからロングスローを飛ばす。ゴール前の混戦からワンバウンドすると、ファーサイドのノアゴーアがスピードに乗ったままヘディングシュート。価値ある追加点を奪ってみせた。

 アーセナルは15本以上のシュートを放つも、ゴールネットを揺らせず。ブレントフォードはGKラヤの活躍も光り、2-0と完封勝利に成功。初のプレミアリーグで大きな白星を飾った。

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