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下位直接対決は痛み分け…手倉森監督「残留争いしている者同士の戦いでは起こり得る」

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[08.14 J1第24節 仙台0-0横浜FC ユアスタ]

J1リーグは14日、第24節を行い、ユアテックスタジアム仙台ではベガルタ仙台横浜FCが対戦した。両GKの活躍もあり、最後までゴールをこじ開けられず、0-0の引き分け。18位仙台、最下位20位横浜FCの下位直接対決は痛み分けに終わった。

 仙台は9日のC大阪戦(△0-0)から2人を入れ替え、DF福森直也がスタメンで新天地デビュー。横浜FCは名古屋戦(○2-0)から2人を変更し、前節デビューしたFWフェリペ・ヴィゼウが加入後初先発を果たした。

 強い雨の中、仙台が攻め立てた。前半9分、MF関口訓充がPA手前から右足を振り抜いたが、シュートは惜しくも右ポストをヒット。前半13分にはMF加藤千尋が右サイドからグラウンダーのクロスを供給。走り込んだFW赤崎秀平がダイレクトで合わせたが、ドイツ代表GKスベンド・ブローダーセンの好セーブに阻まれた。

 横浜FCはフェリペ・ヴィゼウやMF松尾佑介がフィニッシュに持ち込んだが、GKヤクブ・スウォビィクがセーブ。互いにゴールをこじ開けられず、スコアレスで前半を折り返した。後半4分には加藤千のクロスが相手DFにブロックされると、こぼれ球に反応した赤崎が至近距離からシュート。決定的な形だったが、GKスベンド・ブローダーセンがわずかに触り、惜しくも枠を外れた。

 仙台は攻勢を強めると、後半38分には右サイドからDF真瀬拓海がクロスを入れ、ニアサイドに走り込んだFWフェリペ・カルドーゾが右足ダイレクトで叩く決定機を迎えたが、GKスベンド・ブローダーセンが再三のファインセーブで難を凌いだ。

 互いに最後までゴールをこじ開けられず、下位直接対決は0-0の引き分け。横浜FCの連勝は2で止まったが、4試合無敗。仙台は8試合未勝利となった。手倉森誠監督は「残留争いしてる者同士の戦いで痛み分けは起こり得ること。ここ2戦、負けないサッカーは出来ている、これを勝ちにつなげる。何が何でも3を取る姿勢を持ち続けて、やれるんだというところを示していきたい」を前を向いた。

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