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PK戦制した岡山学芸館が初戦突破!! 初出場比叡山は全国初ゴール記録も涙

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PK戦を制した岡山学芸館高が初戦突破(写真協力=高校サッカー年鑑)

[8.15 インターハイ1回戦 比叡山高 1-1(PK4-5)岡山学芸館高 日東シンコースタジアム丸岡人工芝グラウンド南コート]

 令和3年度全国高校総体「輝け君の汗と涙 北信越総体2021」(インターハイ)サッカー競技の1回戦2日目が、15日に行われた。日東シンコースタジアム丸岡人工芝グラウンド南コートでは、初出場の比叡山高(滋賀)と3大会ぶり5度目の出場となる岡山学芸館高(岡山)が対戦。1-1で前後半の70分間を終え、迎えたPK戦を5-4で制した岡山学芸館が2回戦進出を決めた。

 試合開始早々の前半3分に試合を動かしたのは、初出場初白星を狙う比叡山だった。MF山田優人(3年)がゴール前に送ったFKをFW仲川晟太郎(3年)がヘディングで合わせてネットを揺らす。記念すべき全国初ゴールでスコアを1-0とした。

 1点のビハインドを背負った岡山学芸館だが、すぐさま試合を振り出しに戻す。前半12分、GK寺島紳太朗(3年)が前線に蹴り出したボールから抜け出したFW今井拓人(2年)がワンタッチで流し込み、1-1の同点に追い付いた。

 その後は岡山学芸館がペースをつかみ、比叡山の後半のシュート数をゼロに抑える。しかし、粘り強く戦う比叡山もGK津隈淳希(3年)を中心とした守備陣が岡山学芸館に勝ち越しゴールを許さず。1-1のまま前後半の70分間を終え、勝敗の行方はPK戦に委ねられることになった。

 ともに2人ずつが外して6人目を終えると、7人目で決着。先攻の岡山学芸館MF山田蒼(2年)が成功させ、後攻の比叡山が失敗し、PK戦を5-4で制した岡山学芸館が初戦を突破した。

 2回戦へと駒を進めた岡山学芸館は16日に矢板中央高(栃木)と対戦する。

●【特設】高校総体2021

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