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前田大然がJ初ハットで得点王も射程圏内!! 横浜FM、下位大分を5ゴール粉砕

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ハットトリックを達成したFW前田大然

[8.15 J1第24節 横浜FM5-1大分 ニッパツ]

 J1リーグは15日、第24節を各地で行い、横浜F・マリノス大分トリニータを5-1で破った。五輪帰りのFW前田大然が自身初のハットトリックを達成。得点ランキングでもFWレアンドロ・ダミアン(川崎F)に並んで2位タイに立ち、セルティックに移籍した首位FW古橋亨梧の15ゴールまであと2点に迫った。

 ホームの横浜FMは中2日で続いた4連戦のラストマッチ。12日の名古屋戦(○2-0)から5人を入れ替え、FW仲川輝人らが先発に入った。対する大分は今季初めて4-2-3-1のシステムを採用。9日の川崎F戦(●0-2)から6人を変更。GK高木駿が久々に先発し、神戸から加入のMF増山朝陽が加入後初スタメンとなった。

 先に試合を動かしたのは横浜FM。前半29分、右サイドでの攻撃からDF小池龍太、MF岩田智輝がつないでペナルティエリア内を攻め込むと、抜け出した仲川がフェイントから折り返しのボールを送り込む。これにニアサイドで反応したのは前田。ワンタッチで落ち着いて合わせ、ゴールマウスに押し込んだ。

 大分も前半39分、MF下田北斗の右コーナーキックにFW伊佐耕平が巧みなヘディングで合わせ、セットプレーから同点に追いつく。ところが大分は同45分、相手のロングフィードに対してDFエンリケ・トレヴィザンとDF上夷克典の動きがかぶる痛恨のミス。後方に流れたボールを横浜FMのFWレオ・セアラが拾うと、高木との1対1を制して勝ち越しゴールを決めた。

 横浜FMはさらに後半10分、MF扇原貴宏のスルーパスに抜け出した前田がペナルティエリア内でフリーになると、折り返しのパスにレオ・セアラが反応し、これでスコアは3-1。同30分にはMF水沼宏太のロングフィードに抜け出した前田が華麗なループシュートを流し込み、4点目を奪った。

 そして後半38分、左サイドを突破したFWエウベルのクロスに前田が頭で合わせ、プロ入り後初のハットトリックを達成。試合はそのままタイムアップを迎え、横浜FMが苦しい連戦で再び連勝を成し遂げた。降格圏に沈む大分は3連敗となった。

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