FW古橋亨梧が所属するセルティックは15日、スコティッシュリーグ杯の決勝トーナメント2次ラウンドでハーツと対戦し、3-2で勝利。先発出場の古橋は今季公式戦5ゴール目を挙げた。

　古橋は4-3-3の左FWで起用されると、序盤から得点に絡む。前半29分、左サイドでボールを持った古橋が右足アウトサイドでスルーパス。反応したMFジェームズ・フォレストがPA右から折り返し、最後はFWオドソンヌ・エドゥアールが先制ゴールを押し込んだ。

　その後も持ち前のスピードで相手ゴールを脅かす古橋。前半34分には左CKを、古橋自らショートコーナーで素早くリスタート。DFスティーブン・ウェルシュのヘディングシュートによる2点目の起点となってみせた。

　前半を2-0で折り返したセルティックは、後半12分にPKで失点。しかし、同18分に古橋が躍動。味方のスルーパスに反応すると、PA左から左足を一閃する。GKが立ちはだかるニアサイドのわずかな隙間を通し、チーム3点目を決め切った。

　古橋は後半30分に途中交代。後半アディショナルタイムに失点を喫したものの、そのまま逃げ切り、3-2で試合終了。結果的に古橋の得点が決勝点となり、セルティックが3-2で勝利を収めた。

　古橋は公式戦5試合出場で5ゴール。それ以上に、攻撃の中心人物としてチームを牽引する姿をホームのサポーターに見せつけた。

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