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岡山学芸館が強敵破り12年度以来の総体ベスト16!矢板中央は1発に沈み2回戦敗退

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岡山学芸館が3回戦進出を決めた(写真協力=高校サッカー年鑑)

[8.16 総体2回戦 岡山学芸館1-0矢板中央 福井運動公園補助競技場]

 令和3年度全国高校総体(インターハイ)「輝け君の汗と涙 北信越総体2021」サッカー競技(福井)は16日、2回戦を行い、岡山学芸館(岡山)は矢板中央高(栃木)と対戦した。攻撃力を発揮した岡山学芸館は昨年度選手権4強の強敵を1-0で下し、3回戦に進出した。

 15日にPK戦の末に比叡山高を撃破した(○1-1 PK4-5)岡山学芸館は、立ち上がりからパスをつないで攻撃の形をつくり、特に前半はシュート数9対1と攻め立てた。サイド攻撃から主将MF山岡亮太(3年=高槻ジーグFC)がシュートを連発すれば、セットプレーでも惜しいチャンスを創出する。

 岡山学芸館の攻撃に晒された矢板中央だったが、高校選抜GK藤井陽登(3年=十和田中)を中心に守備陣が耐え、スコアレスで前半アディショナルタイムに突入。しかし、前半終了間際に試合は動いた。

 35+4分、攻撃を畳み掛けた岡山学芸館は右サイドからMF木村匡吾(2年=高槻ジーグFC)がクロスボールを供給すると、ファーサイドのFW今井拓人(2年=ハジャスFC)が頭でつなぐ。これを防ごうとしたGK藤井がボールをこぼすと、反応したMF田中壱晟(3年=プラシア山口Jrユース)が右足ワンタッチでプッシュ。GK藤井、カバーに入った選手もわずかに防ぎ切れず、シュートはゴールラインを割った。

 矢板中央は後半反撃に出ると、最後はパワープレーで一点を目指したが、最後までゴールをこじ開けられなかった。70分間のシュート数は14対3と押し込んだ岡山学芸館が1-0で逃げ切り、2012年度以来の総体16強入り。18日の3回戦は飯塚高(福岡)と対戦する。

●【特設】高校総体2021

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