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勢いに乗る三重が初の全国ベスト16! 10番主将FW吉良の決勝ゴールで実践学園との接戦制す

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三重が初の2回戦突破(写真協力=高校サッカー年鑑)

[8.16 総体2回戦 実践学園0-1三重 福井運動公園補助競技場]

 令和3年度全国高校総体(インターハイ)「輝け君の汗と涙 北信越総体2021」サッカー競技(福井)は16日、2回戦第1試合を行い、三重高(三重)が実践学園(東京)に1-0で勝利し、3回戦に進出した。

 三重が新たな歴史の扉を開いた。14日の1回戦那覇戦はPK戦の末に勝利をもぎ取り(0-0 PK4-5)、13年大会以来となる全国1勝をマークすると、13年度、18年度大会では跳ね返された2回戦の壁を破った。

 試合を動かしたのは前半30分だった。FW井上晃雅(3年=愛知FC U-15)のスルーパスで抜け出したDF黒田響平(3年=サルパFC)が右足シュート。これは相手DFにクリアされたが、こぼれ球に主将で10番のFW吉良元希(3年=JSC SAKAI)が反応。ワンタッチで左足シュートを沈め、先制に成功した。

 実践学園は押し返し、次々と交代カードを切って一点を目指したが、反撃は実らず。三重は守備陣が粘り強く耐え、1-0で逃げ切った。同校史上初の全国ベスト16。18日の3回戦は東山(京都)と対戦する。

●【特設】高校総体2021

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