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快勝が一転0-3負け試合、J2昇格圏から転落…福島が処分に強く反論「『不正』出場には当たらない」

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 Jリーグは18日、J3の福島ユナイテッドFCに対し、けん責および5月16日に行ったJ3第8節八戸戦を0-3負け試合として扱う処分を科した。

 違反とされたのは八戸戦において、指定公式検査において陰性判定を得ていない選手1名を出場させたことによるもので、JFA懲罰規程の競技及び競技会における懲罰基準に抵触した。

 14試合を終えてJ2昇格圏の2位につけていた福島にとって重い処分となる。2-0で快勝していた試合が一転して0-3での敗戦になることで、岐阜、熊本、宮崎、そして八戸にかわされて6位に後退した。

 しかしクラブは公式サイトで避けることは「事実上不可能」であったと強烈に反論。試合当日、該当選手がエントリー可能者リストに記載がないとの指摘を受けたが、マッチコミッショナーから、新型コロナウイルス感染症の陰性判定証明ができれば本件試合に出場できるという説明をもらったという。

 そこでクラブは該当選手が14日までに行っていたPCR検査および抗原検査による陰性証明を提出。マッチコミッショナーから正式に出場許可を貰い、試合エントリーを行ったと経緯を説明した。

 このことでクラブは提出したとする意見書の概要を記載。「本件選手の試合への出場は、マッチコミッショナーの認可によってエントリーしたことによるもの」と強く主張すると、「誤ったエントリー可能者リストを提出したわけでもなく、Jリーグから派遣されたマッチコミッショナーにおいて本件選手が指定公式検査の陰性判定を得ていないことを認識したうえで、出場の認可をしたことにより本件行為に至ったものであり、JFA懲罰規程の競技及び競技会における懲罰基準3-3における『不正』出場には当たらない又はその違反の程度は極めて小さいと思料しております」と記した。

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