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王者川崎Fが天皇杯ベスト8進出! 清水はGK永井がビッグセーブ連発、MF中山が一時同点弾も

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川崎Fが天皇杯ベスト8進出

[8.18 天皇杯4回戦 川崎F2-1清水 アイスタ]

 天皇杯4回戦が18日に行われ、川崎フロンターレ清水エスパルスを2-1で下した。FWレアンドロ・ダミアンが決勝ゴールを挙げ、準々決勝に進出した。

 前回王者の川崎Fは2回戦の長野戦、3回戦の千葉戦でいずれも120分を戦い、PK戦の末に勝利して4回戦に進出した。FW宮城天がポスト直撃のシュートを放つなど立ち上がりから攻め立てると、9分にはMF小塚和季のCKからニアサイドのMF谷口彰悟がヘディングで合わせたが、シュートはわずかに枠を外れた。

 川崎Fは攻撃の圧を強め、DF山村和也の精密フィードを起点に前半22分に小塚がミドルシュート、29分にもFW遠野大弥がループで狙う決定機を迎えたが、GK永井堅梧がビッグセーブを連発した。

 前半アディショナルタイムにもDF山根視来、FW小林悠が決定機を迎えたが、いずれもGK永井のビッグセーブに阻まれる。スコアレスで前半を折り返すと、後半12分に試合が動いた。MF脇坂泰斗がDF立田悠悟に手を使って倒され、川崎FがPKを獲得。キッカーの小林が右足で蹴り込み、先制に成功した。

すると、反撃に出た清水が試合を振り出しに戻した。後半19分、左サイドからFW後藤優介がクロスを供給すると、走り込んだMF中山克広が右足で合わせてネットを揺らし、1-1。後半20分には来季トップ昇格が内定した18歳のDF菊地脩太がトップデビューを果たした。

 しかし、次の1点を奪ったのは川崎Fだった。サイドバックのDF旗手怜央がPA左を縦に仕掛けると、ゴールライン際からクロスを供給。途中出場のレアンドロ・ダミアンがバッグヘッドで叩き付け、勝ち越しに成功。川崎Fが2-1で競り勝ち、準々決勝進出を決めた。

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