ホンジュラスで行われたアマチュアの試合でレフェリーが銃を持っている映像がSNSで拡散し、大きな話題となっている。メキシコ『メディオ・ティエンポ』など複数メディアが報じた。

　ホンジュラスのニュース番組『TN5』によると、この事件は先週末にホンジュラス西部のコパンにあるラ・ヒグアで発生。動画では、試合中の判定に激怒した選手やファンが主審を囲み、文句を言っている様子が映されている。

　その後、主審が選手やファンを追い払うために銃を取り出したとみられ、周囲の人々は笑いやジョークを交えて離れたというが、主審は地面に向かって発砲しながらピッチを去った。動画の中では「審判が銃を持って歩いている」「彼はピストルを持って外に出た」といった現場の人の声も聞こえている。

　幸いにも事態はエスカレートすることなく、怪我人などは出なかった模様。ホンジュラス『トゥ・ノタ』によれば、主審は試合に負けたチームのファンに攻撃されそうになり、身を守るために銃を抜いたようだ。

En el vídeo se observa al árbitro con pistola en mano, mientras los futbolistas se separaran para evitar una tragedia en La Entrada, Copán. Aquí los detalles: https://t.co/dhUSdqxunL pic.twitter.com/Q2tuVxhlZA

— TN5 (@TN5Telenoticias) August 16, 2021