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田中碧、20日の次戦で新天地デビューへ…デュッセルドルフ監督がメンバー入りを明言

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 デュッセルドルフは現地時間20日に行われるブンデスリーガ2部第4節でホルシュタイン・キールとホームで対戦。クリスティアン・プロイサー監督は、この試合に向けてU-24日本代表MF田中碧のメンバー入りを明言した。

 田中は今夏に川崎フロンターレから買い取りオプション付きのレンタルでデュッセルドルフへ移籍。東京五輪に出場し、12日に現地入り。新チームでのトレーニングに合流したのは13日となったため、翌日のニュルンベルク戦(0-2)の遠征メンバー入りは見送られた。

 一方、キール戦で新天地デビュー果たす可能性は高いようだ。プロイサー監督は試合に向けた会見で現地メディアの記者に「田中はスタメンとして選択肢に入るのか。また、彼に何を期待するのか」と問われると、次のように返答した。

「今週はフルで練習に取り組むことができ、それは良いことだろう。ケガがない限り、彼は必ず選択肢に入る。先発出場となるかに関しては、明日の練習も見たいのでまだ何も言えない。ただ、先発ではなくても途中出場の選手としては必ず選択肢に入る」

「我々は彼がここにいることを喜んでいる。とても長い間、彼を待っていたからね。練習ではすでに非常に良いものを見せてくれている。優れた、才能豊かなプレーヤーだ。ボールの扱いが上手く、攻撃的なマインドを持ち合わせる。楽しみにできる素晴らしい選手。だが、時間が必要だし、過度な期待はしてはいけない」

 なおドイツ誌『キッカー』が練習の模様を受け、プロイサー監督は田中をボランチより前方のポジションで起用することを予想。「プレーインテリジェンスを持って試合をコントロールする」22歳MFをそこに置き、インサイドハーフが本職の20歳日独ハーフMFアペルカンプ真大と中盤のコンビを組ませることで、「チーム全体を上達させる」効果を狙う考えだという。

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