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クロースはメッシ退団によるドミノ効果を期待?「レアル・マドリーが不利益を被ることは何もない」

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レアル・マドリーのMFトニ・クロース(写真右)

 レアル・マドリーのMFトニ・クロースは、FWリオネル・メッシを失ったバルセロナや移籍が報じられるFWキリアン・ムバッペについて言及した。

 今夏の移籍市場で注目を集めたメッシの去就。21年にわたりバルセロナに在籍した同選手だが、クラブの財政難やラ・リーガが定めたサラリーキャップの影響で契約が更新されないことが決まる。そして、カタルーニャのクラブから去ったアルゼンチン代表FWはパリ・サンジェルマン(PSG)と2年契約を締結した。

 世界最高の選手を獲得したフランスのクラブだが、ムバッペの去就は不透明のまま。現行契約は2022年夏までとすでに1年を切る同選手だが、現時点でクラブと契約更新には至っておらず、半年もすれば他クラブとの交渉が解禁される。これを受け、今夏の移籍市場で相思相愛とされるレアル・マドリーが獲得に動くとも報じられている。

 メッシを失った宿敵バルセロナについてクロースは『Einfach mal luppen』で「メッシがPSGに行った影響をこれから目にすることになる。でも、今のところ、最大の競争相手がベスト選手を失ったのだから、この移籍は僕たちにとって良いことだ」と主張。

 さらに、PSGが元バルセロナFWを獲得したことで、ムバッペがレアル・マドリーに加入する可能性があると予想した。

「結果として、僕たちにとってさらに良いことが起きるかもしれない。おそらく、パリから僕たちのチームに加入する選手がいる。僕にはわからないけど、(ムバッペのレアル・マドリー移籍が)実現すれば、このメッシに関連する一連のディールは間違いなく僕たちが不利益を被るものではない」

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