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ボローニャが方針転換、プレミアから熱視線の冨安健洋を慰留へ…開幕戦は欠場予想も

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 ボローニャは、日本代表DF冨安健洋を慰留するため、選手の代理人らと接触する見込みであると、地元紙『レスト・デル・カルリーノ』が20日、報じた。

 ボローニャで2シーズンにわたって印象的な活躍を見せてきた冨安。今夏はアタランタのほか、トッテナムやアーセナルなどプレミアリーグの複数クラブから熱視線を受けてきた。ところが、トッテナムがまもなく決定的なオファーを提示すると見られた矢先、ボローニャはコッパ・イタリアにおいて、セリエBに昇格したばかりのテルナーナに4-5で敗れて初戦敗退。「テルナーナ戦での守備崩壊を受け、(テクニカルディレクターの)ヴァルテル・サバティーニは、守備陣のさらなる弱体化を回避するため、選手をメルカートから除外することを決めた」。

 冨安の慰留を目指すボローニャは、「まもなくクラブ首脳陣とトミヤス側の間の面会を予定」。「方針転換の理由について説明する」とみられる。ボローニャ首脳陣は、「代理人らとの意見交換を経て、選手が移籍を志願しないことに自信を持っている」と報じられている。

 なお冨安は20日にカステルデーボレに到着し、PCR検査およびメディカルチェックを経てチームに合流する。ボローニャの開幕戦は、22日にホームで行われる昇格組サレルニターナとの一戦となるが、地元紙は冨安のベンチ外を予想。28日にベルガモで行われるアタランタ戦に招集される見込みであることを伝えた。

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