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デュッセルドルフMF田中碧がドイツデビュー! 攻守に存在感、正確キックで同点弾演出

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ドイツデビューのMF田中碧が同点弾演出

[8.20 ブンデス2部第4節 デュッセルドルフ 2-2 ホルシュタイン・キール]

 ブンデス2部は20日、第4節を各地で行い、日本代表MF田中碧が所属するデュッセルドルフはホームでホルシュタイン・キールと対戦し、2-2で引き分けた。田中は加入後初のベンチ入りを果たすと、後半14分にMFアペルカンプ真大との交代で途中出場。コーナーキックのキッカーを務め、同点弾の起点となった。

 試合は開始早々に動く。前半5分、H・キールがMFアレクサンダー・ミューリングのゴールで先制に成功。その後拮抗した展開となるが、デュッセルドルフも前半40分にMFハレド・ナレイがボレーシュートを突き刺し、同点とする。

 1-1で前半を折り返すと、後半開始から14分後についに田中がドイツデビュー。アペルカンプに代わりピッチに投入された。しかし、先に2点目を挙げたのはH・キールだった。後半20分に左サイドからのクロスにFWスティーブン・スクリプスキが合わせて勝ち越し弾。デュッセルドルフは再び1点を追う展開となった。

 それでも、デビュー戦となった田中が攻守に奮闘。長短のパスや献身的な守備で流れを引き寄せる。すると後半42分にその田中を起点にゴールが生まれた。コーナキックのキッカーを任された田中が正確なボールを送るとDFクリストフ・クラーラーが頭で折り返し、MFクリストファー・ペテルソンがダイレクトで丁寧に押し込んだ。

 デュッセルドルフは試合終了間際の劇的同点弾で、2-2のドロー。リーグ戦4試合を戦い、1勝1分2敗の勝ち点4で暫定11位となっている。

 また、日本代表DF室屋成が所属するハノーファーはホームでハイデンハイムと対戦し、1-0で勝利した。先発した室屋は右サイドバックでフル出場。ハノーファーは今季初勝利となった。

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