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バルセロナのクーマン監督が“将来を担う”18歳MFに苦言「状況はひどいものだ」「失望している」

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指揮官がMFイライクス・モリバに苦言

 バルセロナロナルド・クーマン監督がMFイライクス・モリバの態度に苦言を呈した。スペイン『カデナ・セール』が伝えている。

 現在18歳のモリバは昨季にバルセロナBからトップチームデビューを果たし、ラ・リーガ14試合で1ゴール3アシストを記録した。今季も飛躍が期待されたが、契約延長交渉のもつれからトップチームの練習に参加できない状況が続く。一部報道によると、財政難のバルセロナが提示した条件と選手側の希望に開きがあることが原因とみられている。

 クーマン監督は記者会見で同選手について「イライクスの状況はひどいものだ。2、3週間前に彼と話をしたが、監督としてよりも人としての話だった」と明かし、自身の思いを語った。

「彼は18歳で、クラブの将来を担う選手だ。昨季はトップチームでプレーし、今は我々と一緒にいない状況にある。私が彼に伝えたいのは、その年齢で一番大事なのはお金ではなく、試合でプレーするということだ。しかし、選手と彼の関係者はそのように感じていない。私は失望しているよ」

 このままモリバが契約延長のオファーに応じない場合、今夏の移籍市場で売却される可能性があるとも報じられている。

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