アラベスが新加入のFW原大智に関し、期限付き移籍での放出を検討しているようだ。

　チームは21日、ラ・リーガ第2節でMF久保建英の所属するマジョルカをホームに迎える。スペイン『カデナ・セール』によると、この試合に向けた会見でハビエル・カジェハ監督が、クラブとして原のレンタル移籍を模索していることを示唆したという。

　また、スペイン『アス』は「(補強を見据えて)チーム構成に余裕を持たせるため、放出を目指しているのがタイチ・ハラだ」とし、カジェハ監督の「クラブが彼と話をしているので、まもなくニュースがあるだろう。何が起こるかはすぐに分かる」とのコメントを伝えている。

　現在22歳の原は、今年2月にFC東京からイストラ(クロアチア1部)に完全移籍。公式戦18試合で8ゴールを挙げる活躍を見せ、6月に2年契約でアラベスに加入した。ベンチ入りした14日の第1節レアル・マドリー戦(●1-4)で出番はなく、まだ新天地デビューは果たしていない。

　クロアチア『スロボドナ・ダルマツィヤ』など同国メディアでは原のイストラ復帰の可能性も報じられている。

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