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「板倉滉とは何者?」ブンデスリーガ公式が「似ている」と紹介したベルギー代表DFは…

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シャルケに期限付き移籍したDF板倉滉

 マンチェスター・シティからのレンタルでブンデスリーガ2部、シャルケへ加わったDF板倉滉についてリーグ公式が注目している。

 現地時間20日、ブンデスリーガは公式メディアで「シティからレンタルでシャルケにやってきた、板倉滉というDFは何者なのか?」という特集記事を展開している。

「横浜出身の彼は、少年時代に川崎フロンターレの下部組織へと入った。2016年にトップデビューを果たした後、期限付き移籍先のベガルタ仙台では24試合に出場し3ゴールをマークした」

「2019年1月にシティへと移籍し、すぐさまフローニンゲンへと貸し出された。彼は19-20シーズン22試合に出場。そして20-21シーズンにはリーグ戦全試合に出場し、チームの7位フィニッシュに大きく貢献した」

 そして記事では「ヤン・フェルトンヘンに似ている」とベルギー代表DFを例に出し、板倉の持ち味について分析した。

「板倉はフィジカル面での強さと読みに長け、守備を簡単であるかのように見せる。セントラルMFとしてのプレー経験も持ち、十分なボールスキルも備えている。このことから、元トッテナムDF(現ベンフィカ)のフェルトンヘンとスタイルが似ている。このベルギー人は代表で131キャップを獲得し、2018年のワールドカップでは3位に大きく貢献した」

「フェルトンヘンはかつてエールディビジのアヤックスで大きく成長を遂げ、後に他国のクラブへとステップアップしていった。板倉もオランダで多くのことを学んだ。彼はDFとして守るだけでなく、正確なパスを攻撃陣に供給するという役割もこなす。シャルケにとっては1部リターンを目指す上で、力になると期待していることだろう」

 ドイツ2部に降格となったシャルケで新たなスタートを切ることになった板倉。果たして新天地で存在感を示し、チームを来季の1部昇格に導くことができるのか。ブンデスリーガ公式が特集を組んだように、24歳の日本人DFへの注目度はドイツ国内でも高まっているようだ。

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