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レアルと新契約締結のベンゼマが振り返る“始まりの日”「家についたら会長が居て…」

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新契約を締結したFWカリム・ベンゼマ

 レアル・マドリーとの契約を延長したFWカリム・ベンゼマがコメントを発している。スペイン『マルカ』が伝えた。

 ベンゼマは2009年夏にレアルに完全移籍加入し、激しい競争の中で常に自身の居場所を確立。FWクリスティアーノ・ロナウドがユベントスに移籍した2018-19からは得点数も増加し、毎年20ゴール以上を記録し続けている。

 また、2021-22シーズンのラ・リーガ開幕節アラベス戦でも2ゴールを決めて4-1での勝利の立役者の一人に。そんな中、現地20日には2023年6月30日までの新契約を締結したことが発表された。

 ベンゼマは、レアルにおいてUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)を4度制していることを振り返って誇っている。

「レアル・マドリーは常に世界最高のチームであり続けるだろうが、“チャンピオンズリーグ時代”のチームが無敵だったとは言えないと思う。それでも、チャンピオンズリーグ4度制覇はスペシャルなことだった」

 今後についても「一度優勝するだけでもとても困難なのに、僕らは3連覇した。僕らはあれで一時代を築いたし、これからもまた時代を紡いでいくだろう」と自信を示している。

 さらに、レアル移籍が決まった時のことに関して「随分と前のことだけど、もちろん覚えているよ」と語り、以下のように続けた。

「両親と代理人から電話で『家に帰れ』と言われて、戻りたくなかったんだけど、家についたらフロレンティーノ(ペレス会長)が居た」

「ジズー、ロナウド…銀河系を築いた人だ。何も言えずに彼を見つめていると、彼は僕に『レアル・マドリーでプレーしたいか?』とだけ聞いてきた。そして僕は『イエス』と答えたんだ。今自分がレアル・マドリーでやってきたことを振り返って、とても誇らしく感じるよ」

 在籍年数がマルセロに次いで最古参の1人となっているベンゼマ。33歳で迎えている新シーズンも、最前線でチームを牽引する活躍を見せてくれそうだ。

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