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ついに川崎Fを捉えた!! 横浜FMが3位鳥栖粉砕、4連勝&13戦負けなしで首位と勝ち点1差

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[8.25 J1第26節 鳥栖0-4横浜FM 駅スタ]

 J1リーグは25日、第26節を各地で行い、横浜F・マリノスサガン鳥栖を4-0で破った。4連勝で13試合負けなし。首位の川崎Fが福岡に敗れたため、首位との勝ち点差が1に縮まり、次節にも今季初奪首の可能性が出てきた。

 暫定2位の横浜FM(試合前勝ち点59)と、3位の鳥栖(同44)による上位対決。両者ともに負けられない一戦は序盤から互いに激しいぶつかり合いを繰り広げるだけでなく、相手のスペースを突き合う構図となった。

 それでも前半41分、先に試合を動かしたのはアウェーの横浜FM。バックパスを受けたGK高丘陽平がダイレクトで縦パスを入れると、高い位置を取っていたDF松原健が華麗なターンからスルーパスを送ると、FWレオ・セアラが抜け出す。ここには相手DFが迫っていたが、レオ・セアラのパスにFW前田大然が反応し、GK朴一圭の股を抜くシュートを決めた。

 さらに横浜FMは後半3分、DFティーラトンのスローインをMF扇原貴宏がワンタッチで縦に出し、前田が猛スピードで反応。MF樋口雄太に倒され、PKを獲得した。村上伸次主審は一度樋口にイエローカードを出したが、VARの介入を受けてオン・フィールド・レビューを実施。ボールにプレーせずに得点機会阻止をしたとして、一発退場処分となった。

 このPKを後半8分、レオ・セアラが決めて2点目。今季加入のストライカーは直近3試合で6ゴール目となった。横浜FMはさらに後半39分、ロングフィードに抜け出したFW仲川輝人のパスからMF水沼宏太が決めて3点目。同44分には松原のフィードから仲川が抜け出し、ループシュートで4点リードとした。

 試合はそのままタイムアップ。横浜FMは前々節の大分戦(○5-1)、前節の仙台戦(○5-0)に続いての大量得点勝利で、勝ち点3を重ねた。

 横浜FMは今季、開幕節で川崎Fに0-2の完敗。その後も川崎FがAFCチャンピオンズリーグを戦う影響で消化試合数で大きく先行され、首位独走を許していた。ところがその後も第14節・鹿島戦の敗戦を除けば、18勝5分の快進撃を維持。そして今節、川崎Fが福岡に敗れたため勝ち点1ポイント差に捉え、2年ぶりの逆転優勝に名乗りをあげた。

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