beacon

JFL三重、不適切発言で“放送事故”の選手に対する処分内容を発表「成長の機会を与え、教育を続けていく」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ヴィアティン三重が処分内容を発表

 ヴィアティン三重(JFL)は24日、第19節・いわきFC戦のライブ配信で発生した所属選手の不適切発言に関し、当該選手への処分内容を発表した。選手1名に対してリーグ戦2試合の出場停止と厳重注意処分、選手4名に対して厳重注意処分としている。

 クラブは22日に行われた同試合のライブ配信中、撮影をしていた選手に不適切な発言があったとして、同日に謝罪。その後、映像確認や当該選手への聞き取り調査を行い、対戦相手のいわきFCに関連する不適切発言、練習内容についての発言、審判やサポーターに対しての発言などがあったことを報告していた。

 代表取締役社長の後藤大介氏は今回の不祥事を受け、クラブ公式サイトで「改めて心より深くお詫びを申し上げます」と謝罪した上で、処分内容に関して「様々なご意見があると思いますが、JFLにもご相談させていただきながら、選手たち本人も深く反省をしていることから、クラブが責任を持ち、当該選手への教育を徹底し、そして同時に今後の人生に向けて若い選手が人として成長していく機会を与え、教育を続けていくという決断をさせていただきました」と説明している。

 今後は「再発防止に繋がる研修や教育を計画的に実施してまいります」とし、「試合運営の改善といたしましても、経験のある運営スタッフを増員することにより、より地域の皆さまへご安心とご満足いただける体制を整えてまいります」と表明。続けて「今後、地域の皆さまからの信頼と信用を取り戻すことができるように、クラブ全体で誠意ある活動を続け、皆さまへの感謝の気持ちを持ちながら、再び心から応援していただけるように、愚直に誠実に取り組んでまいります」と誓った。

TOP