beacon

C大阪が監督交代…クルピ退任で小菊コーチが昇格、森島社長「現状に変化をもたらす必要がある」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 セレッソ大阪は26日、同日付けでレヴィー・クルピ監督(68)とマルテコーチ(70)との契約を解除したと発表した。

 クルピ監督は今季より4度目となるC大阪の監督に就任。昨季4位だったチームを率いたが、ここまで7勝9分8敗の勝ち点30で12位。25日の湘南戦で1-5で大敗すると、試合後には進退を問うことをほのめかしていた。

 クルピ監督は「皆さんの期待に応えられるサッカーができず、さらに無観客あるいは入場者数制限のある中でサッカーが行われ続けました。多くの方に足を運んでいただきたかったので、本当に残念で心苦しい限りですが人生を歩み続けるしかありません」とコメント。

 代わって小菊昭雄コーチ(46)が新監督に就任する。小菊氏はこれまで強化部課長やヘッドコーチを務めるなど、1998年の入団からC大阪一筋で生活してきた。

 クラブを通じ、小菊新監督は「今回の監督交代は監督一人の責任ではなく、コーチとして監督をサポートできなかった自分にも責任があると感じており、この事態を重く受け止めております」と神妙にコメント。

 そして「私は2006年よりトップチームに携わり、歴代の監督から戦術面やチームマネジメント、選手との向き合い方など、多くのことを学びました。これまでの経験、知識、強みを活かし、自分を育ててくれたセレッソ大阪というクラブに全力で還元したいと思っています」と意気込みを語った。

 また森島寛晃社長は「現状に変化をもたらす必要があると判断し、クルピ監督と話し合い、双方合意のもと契約解除にいたりました」と説明。「強い覚悟を持って今シーズンの残りをチーム一丸となって戦い抜くことを約束いたします」とチームの立て直しを誓った。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2021シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP