beacon

柴崎岳が代表復帰…森保監督の信頼揺るがず「世界で勝っていくための基準を把握してくれている」

このエントリーをはてなブックマークに追加

代表復帰を果たしたMF柴崎岳

 レガネス所属のMF柴崎岳が昨年11月のオーストリア遠征以来、約10か月ぶりの日本代表復帰を果たした。森保一監督は26日に行われたメンバー発表会見で「ボランチとしてチームを勝利に導いてくれるよう、攻守に貢献してもらいたい」と期待を語った。

 柴崎は2021年に入り、3月と6月に行われた2度の代表活動を続けて不参加。その間、ボランチのポジションではこれまで不動の地位を築いていたMF遠藤航、着実に出場機会を掴んでいたMF橋本拳人に加えて、MF守田英正とMF川辺駿が好パフォーマンスを見せており、競争が激化していた。

 それでも指揮官の柴崎への信頼は揺らいでいないようだ。

「3月、6月にも彼のことを招集しようと考えていたし、所属チームの状況を見ながら招集につなげていこうと考えていた」。

 そう明かした指揮官は「所属チームで結果を出してもらって、1部昇格をすることが本人のため、われわれのため、所属クラブのためになると考えていた。また招集直前に怪我をしてしまって招集できなかったのが現実としてあった」と説明。ラ・リーガ2部は国際Aマッチ期間中にもリーグ戦が開催されており、所属先のレガネスは昇格争いの真っ只中だった他、その期間中に負傷を抱えたこともあり、招集に踏み切れなかったという。

 そうして迎えた今季、柴崎は開幕節から2試合とも先発出場。「レギュラーとしてチームの中心として戦っていることを確認できている。コンディションも良いということで招集した」という。

 森保監督は「ロシアW杯でもチームの中心として戦っていた。世界で戦うために必要なこと、われわれが世界で勝っていくためにやらなければならない基準を把握してくれていると思っている。目の前の試合に勝つ貢献をしてもらいながら、高い基準でチームを引っ張るようなプレーをしてもらいたい」と期待を語った。

●カタールW杯アジア最終予選特集
●カタールW杯各大会予選一覧

TOP