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古橋亨梧への人種差別問題に新展開…スコットランド警察が30歳と26歳の男を逮捕

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古橋亨梧への人種差別問題に新展開

 セルティック古橋亨梧に人種差別を行った2名の男が逮捕された。イギリス『スカイスポーツ』が伝えた。

 22日、セルティックと同じくグラスゴーに本拠地を置く宿敵レンジャーズのファンが古橋に向けて人種差別の要素を含んだチャントを歌い、それがソーシャルメディア上に投稿される。この動画は瞬く間に広がり、波紋を広げていた。

 これを受け、レンジャーズは迅速な対応を取る。翌日には動画元のサポーターを特定し、同個人に対して無期限のスタジアム入場禁止、さらに所属するサポーターグループへのチケット分配を停止することを発表した。

 そして27日、クラブと協力してこの件を捜査する現地警察は人種差別の容疑で2名の男を逮捕したことを発表。声明の中で「ポリス・スコットランドはセルティック・フットボールクラブの選手に向けてのヘイトクライムに関連して2名の男を逮捕、起訴した」と綴った。これによると、30歳と26歳の男は現在は保釈され、後日の出廷を命じられたようだ。

 今夏にヴィッセル神戸からセルティックに加入した古橋は、ここまで公式戦8試合で7ゴールを記録するなど大活躍。26日のヨーロッパリーグプレーオフAZ戦では貴重な先制点をマークし、チームは1-2で敗れたものの、2試合合計3-2で本戦出場を決めた。

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