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山口が池上丈二のV弾で連敗ストップ! 山形はクラモフスキー体制13試合目で初黒星

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山口がホームで山形を2-1で下した

[8.28 J2第27節 山口2-1山形 みらスタ]

 J2第27節が28日に各地で開催された。暫定16位のレノファ山口FCはホームに同5位のモンテディオ山形を迎え、2-1で勝利。3試合ぶりの白星をつかみ、連敗を2で止めた。

 山口は立ち上がりからピンチが続いたものの、無失点でしのぐと前半38分に先制。左サイド後方のFKからMF石川啓人が浮き球のパスを送り、DF山崎浩介と競ってボールを収めたFW草野侑己がPA内左でGKビクトルとの1対1を迎える。左足でゴール右に決め、18試合ぶりの先発起用に応える今季3得点目を挙げた。

 2試合連続で追いかける展開となった山形は、ハーフタイム明けからも攻勢を続ける。後半7分にはMF南秀仁とDF山田拓巳の細かいパスワークからFWヴィニシウス・アラウージョが頭で押し込むが、オフサイドで得点は認められない。

 それでも後半11分、右サイドでMF中原輝を追い越したDF半田陸がゴールライン際から右足でクロスを供給。GK関憲太郎が弾き切れなかったボールをファーのV・アラウージョがヘディングでねじ込み、今季4点目を記録した。

 1-1とした山形は後半15分にも山田のスルーパスからV・アラウージョが左足でネットを揺らす。しかしオフサイドの旗が上がり、逆転弾は幻となった。

 そして後半26分、山口のMF川井歩がPA内右から折り返すと、中央のFW池上丈二が反応。右足で蹴り込み、今季初ゴールとなる決勝点を奪った。

 山形はピーター・クラモフスキー監督の指揮スタートから13試合目で初黒星。昇格圏内を目指す中で手痛い足踏みとなった。

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