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途中出場J・サントスがトドメの2連弾! 広島が今季最多4得点で6戦ぶり勝利、最下位・大分は6戦連続白星なし

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[8.28 J1第27節 広島4-1大分 Eスタ]

 J1リーグは28日に第27節を行った。11位・サンフレッチェ広島と最下位・大分トリニータの対戦は、先制を許した広島が4-1で逆転勝利を収めた。

 両者ともに5試合連続で勝利なし。2敗3分の広島と4敗1分の大分が6試合ぶりの白星を狙った。序盤から攻勢を強めたのは大分。前半7分、MF下田北斗が初先発のFW藤本一輝とのワンツーでPA左を突破すると、MFエゼキエウのファウルを誘発する。獲得したPKをMF野村直輝が沈め、先制に成功した。

 後手に回った広島だが、前半27分に追いついてみせる。MF土肥航大が左サイドにロングパスを出し、MF東俊希がドリブルからPA左に深くえぐっていく。折り返したところをエゼキエウが押し込んだ。直後には副審がオフサイドの判定をするが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックにより、ゴールが認められた。

 前半を1-1で折り返すと、後半開始早々に広島が攻撃を仕掛ける。前半3分にエゼキエウが相手守備陣の裏を突き、シュートを放つと、GK高木駿に阻まれてCKを得る。すると左CKをDF荒木隼人が高い打点で合わせ、逆転ゴールを挙げた。

 後半15分から両者ともに攻撃の交代カードを切る。大分はFW伊佐耕平を下げてFW呉屋大翔を、同19分に広島はFWドウグラス・ヴィエイラに代えてFWジュニオール・サントスを入れる。大分は25分にDF香川勇気と藤本を下げ、MF梅崎司とMF松本怜を出場させる。広島は28分に土肥とDF野上結貴を下げ、MFハイネルとDF今津佑太を投入した。

 拮抗状態は後半32分に崩れる。再び得点を挙げたのは広島。右サイドからのクロスを東が落とし、PA中央のJ・サントスが収める。狭いエリアでエゼキエウとワンツーでパスを交換して前進。冷静にゴール右隅に決め切った。

 さらに、広島はカウンターでダメを押す。後半37分、自陣内でボールを奪い、ハイネルが右サイドにロングボールを飛ばす。MF柏好文がライン際で拾い、ドリブルで運んでいく。右サイドからPA中央に折り返すと、走り込んだJ・サントスが右足ダイレクト。ゴール右隅に4点目を突き刺した。

 広島が4-1で快勝。今季最多得点で6試合ぶりの勝利を手にした。一方、大分は6試合連続で白星なし。今季18敗目となった。

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