[8.29 リーグアン第4節 スタッド・ランス0-2パリSG]

　リーグアン第4節が29日に行われ、首位パリSGは敵地でスタッド・ランスに2-0で勝利した。前半16分と後半18分にFWキリアン・ムバッペがゴールを奪取。パリSGはリーグ唯一の開幕4連勝を飾った。

　この試合では、今夏にバルセロナから加入したFWリオネル・メッシが盟友のFWネイマールと共に今季初の招集メンバー入り。ネイマールが3トップの一角でスタメン出場した一方、メッシはベンチスタートとなった。

　パリSGは前半16分に先制。右サイドのMFアンヘル・ディ・マリアが左足でピンポイントクロスを送ると、ニアに走り込んだムバッペが頭で豪快にゴール右へ叩き込んだ。

　後半6分にはスタッド・ランスFWエル・ビラル・トゥレのヘディングシュートをGKケイラー・ナバスが弾き、そのこぼれ球をMFマーシャル・ムネツィに蹴り込まれる。しかし、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によるチェックの結果、オフサイドで得点が取り消された。

　その数分後、メッシがウォーミングアップを開始すると、スタンドからは大きな歓声が上がる。すると後半18分、カウンターから右サイドのDFアクラフ・ハキミが攻め上がり、DFとGKの間に低いクロスを供給。ファーのムバッペが左足で決め、2-0とリードを広げる。

　そして歴史的瞬間は後半21分に訪れた。出場の準備を終え、ピッチサイドで待機していたメッシがネイマールと交代。熱い抱擁を交わしてピッチに入り、ついに新天地デビューを果たした。

　バルセロナでデビューした時と同じ30番のユニフォームを着たメッシは、3トップの右でプレー。後半33分にはドリブルからPA内右のムバッペにつなぐが、ムバッペからメッシへの折り返しは相手にカットされる。

　パリSGは3点目こそ挙げられなかったが、そのまま2-0で完封勝利。開幕4連勝でメッシのデビューに華を添えた。

交代時にFWネイマールと抱き合ったFWリオネル・メッシ

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