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伊東純也が初のW杯最終予選へ「あまりプレッシャーを感じるタイプじゃないのでそこは大丈夫」

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 日本代表MF伊東純也(ゲンク)にとって、ワールドカップ最終予選は初めての経験となる。「経験した人が最終予選からは別物になると言っている。ただ個人としてやることは変わらないのでしっかりやりたい」。まずは平常心で準備を続け、初戦のオマーン戦(2日)に立ち向かっていく構えだ。

 所属するベルギーリーグは欧州でも一足早く7月下旬に開幕。大きな目標でもあったUEFAチャンピオンズリーグ出場権こそ逃したものの、直近3試合は3連勝でチーム状態が上向きつつある中、伊東自身も今月14日の第4節ルーベン戦で華麗な連係から今季初ゴールも記録した。

「この前のプレーはシンプルに見えている選手にパスをつけて中に走ったらいい落としが連続できたので、最後はゴールに流し込むだけだった。去年やってきたメンバーと変わっていなかったのでうまく連係も取れたし、欲しいタイミングで落としてもらえたのでよかった」。

 そう振り返った伊東はコンディション面にも手応えを積み重ねている様子。30日夜の帰国から一夜明けたこの日、「ベルギーに帰ってすぐ試合があったのでコンディションが上がるのにしばらくかかったけど、1か月くらい経ってやっと身体が馴染んできた」と語った。

 そうした中で迎える最終予選。重圧がかかる試合が迫るが、伊東は「あまりプレッシャーを感じるタイプじゃないのでそこは大丈夫」という。「その緊張感を楽しんで、しっかり自分の持ち味を出して結果を出したい」と意気込みを語った28歳は「初戦は大事だと思うし、勢いをつけるのも大事だと思う。しっかり勝つことが大事」と必勝を誓った。

(取材・文 竹内達也)
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