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ミラン指揮官ピオリ、若手の急成長に満足「カルチョでは時に奇妙なことが起きる」

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 ミランの指揮官ステファノ・ピオリが、29日のカリアリ戦終了後、『DAZN(ダゾーン)』のインタビューに応じ、試合を振り返りつつ、チームを称えた。

 23日のセリエA開幕戦で日本代表DF吉田麻也が所属するサンプドリアに1-0と勝利を収めて白星スタートを切ったミラン。29日の第2節でカリアリを本拠地サンシーロに迎えると、FWオリビエ・ジルーのドッピエッタ(1試合2得点)などで4-1と勝利を収めて2連勝を飾った。

 ミラン指揮官は、12分にフリーキックから直接得点を決めたMFサンドロ・トナーリら若手の成長や、サポーターの後押しを喜んだ。

「ジェノバにおいても、ファンが熱心にチームを支えてくれて大きな感動だった。選手たちはファンの応援を受け、上手くエネルギーに変えることができたように思う。トナーリはかなりの練習をこなしていた。カルチョにおいて、たまに奇妙なことが起こることがある。合流後の練習初日に出会ったトナーリや(ラファエウ)レオン、(ラデ)クルニッチは成熟し、以前よりもずっと強くなっていた。サンドロはもはや完成した選手だ」

 続いてピオリは、将来的なジルーとFWズラタン・イブラヒモビッチの共存の可能性に触れたほか、今後の課題を語った。

「ジルーとイブラヒモビッチの同時起用? 私はあらゆる状況にも前向き応じたい。イブラや(フランク)ケシエなど、離脱しているすべての選手が回復してくれることを願っている。(ティエムエ)バカヨコもスタジアムに来ていた」

「4ゴールを決めてさらに得点するチャンスがあったということは、決意をもってプレーしていることを意味する。今後、難しい試合で得点を決めなければならない場面も出てくるはずで、今日の1歩は重要だった。良いプレーをしつつ勝利を収めることに慣れてきたが、悪いプレーでも勝たなければならない時もあるだろう」
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