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総理大臣杯4強は関東勢が独占、都1部山梨学院大の快進撃続く

　第45回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントの3回戦4試合が1日に行われた。

　唯一の関東勢対決となった一戦は、山梨学院大(関東4)が産業能率大(関東1)に3-2で競り勝った。前半を2-0で折り返した山学大は、後半7分にも途中出場のFW安田正太郎(3年=山梨学院高)が決めて、3点のリードを奪う。終盤には産能大の反撃に遭うが、何とか逃げ切り、初出場でベスト4進出を決めた。

　前日に代替出場が決まった2回戦を勝ち上がった筑波大は、桃山学院大(関西1)を2-0で下した。開始3分にカウンターからFW森海渡(3年=柏U-18)のゴールで先制すると、同34分にはまたもカウンターからMF竹内崇人(1年=広島ユース)が決めて、3大会ぶりとなる4強に進んだ。

　法政大(関東2)は日本文理大(九州3)に2-1で勝利。前半33分にFW佐藤大樹(4年=札幌U-18)のゴールで先制すると、後半13分にはセットプレーからDF萩野滉大(3年=名古屋U-18)が決めて加点。相手の反撃を後半41分の1点にしのぎ、逃げ切った。

　東洋大(関東5)は大阪体育大(関西3)を1-0で下した。前半28分にこぼれ球を蹴り込んだFW室井彗佑(3年=前橋育英高)のゴールで先制。これで奪ったリードを最後まで守り抜いた。

　この結果、4強はすべて関東勢が占めることになった。準決勝は3日に行い、組み合わせは筑波大対法政大、山梨学院大対東洋大となる。

法政大 2-1 日本文理大
[法]佐藤大樹(33分)、萩野滉大(58分)
[日]高昇辰(86分)

筑波大 2-0 桃山学院大
[筑]森海渡(3分)、竹内崇人(34分)

東洋大 1-0 大阪体育大
[東]室井彗佑(28分)

産業能率大 2-3 山梨学院大
[産]岡健太(72分)、猪狩祐真(80分)
[山]若谷拓海(9分)、平田和也(33分)、安田正太郎(52分)

●第45回総理大臣杯特集

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