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先制弾の浦和MF関根、追い付かれてドロー決着も「もう一試合ある」

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浦和レッズMF関根貴大

[9.1 ルヴァン杯準々決勝第1戦 浦和 1-1 川崎F 浦和駒場]

 きっちりとゴール前に走り込んでいた。そして、冷静に右足で蹴り込んだ。浦和レッズMF関根貴大は貴重な先制点を奪取した。

 前半35分だった。バックパスを受けた川崎F最終ラインのDF山村和也に対して、MF小泉佳穂がプレッシャーを掛ける。コントロールミスを誘うと、FW江坂任が高い位置で回収。PA内左に侵入してGKチョン・ソンリョンの注意を引き付けた。

 ここで、状況を確認しながら、逆サイドからフリーでPA内へと走り込んでいたのが関根だ。その動きを見逃さなかった江坂のラストパスを右足ダイレクトで合わせ、先制点となるゴールを記録した。

「前線からハメてくれていたので、それに合わせて自分たちはついていった。チーム全体として高い位置でプレッシャーを掛けられたのが、今日の得点シーンにつながったと思う」

 しかし、後半27分にPKで同点に追い付かれてしまい、ホームでの第1戦を1-1のドローで終えた。「この試合で言えば勝ちたかった」と唇を噛みつつ、「もう一試合あるので、そこに向けて切り替えて良い準備をしたい」と中3日で行われる第2戦に視線を向けた。

(取材・文 折戸岳彦)
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