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アーセナル移籍のDF冨安が森保J合流「世界的ビッグクラブに入団できて嬉しい」

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オンライン取材に応じたDF冨安健洋(アーセナル)

 注目のステップアップ移籍を果たしたDF冨安健洋(アーセナル)が3日、カタール・ドーハで日本代表に合流した。同日のオンライン取材で「プレミアリーグは僕がもともと目指していた舞台で、それにプラスしてアーセナルという世界的にみてもビッグクラブに入団できて嬉しく思う」と移籍の喜びを素直に語った。

 冨安は移籍ウインドー最終日の8月31日、2シーズンを過ごしたボローニャからアーセナルに加入。「最終日に決まってバタバタしていた。移籍の状況は細かくは言えないけど、迷うことなく決めた」。言葉を選びながら移籍の経緯を語った冨安は「本当にここからだなと思う。ここからがスタートという気持ちのほうが強い」と決意を述べた。

 冨安はアーセナル移籍手続きの影響で、日本政府による「3日前入国」ができず、2日のカタールW杯アジア最終予選オマーン戦(●0-1)を欠場。7日に中国戦が行われるドーハでの合流となった。日本への移動がなかったぶん、時差ボケや移動疲れによるコンディションの懸念は小さく、森保ジャパンに漂う沈滞ムードを打破する活躍が期待される。

「移籍するためにヨーロッパに残させてもらったことを感謝している。なかったら移籍できていなかったと思う。この判断をさせてくれたサッカー協会、監督に感謝している」。

 異例の対応に感謝を語った冨安は「チャレンジして、アグレッシブにプレーするところが必要。いろんなことを考えすぎず、1試合と捉えていつも通りプレーできれば」と意気込みを述べつつ、「アーセナルに移籍してアーセナルの選手として見られるので、プライドも忘れずにプレーしないといけない」と力を込めた。

(取材・文 竹内達也)
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