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酒井離脱で次戦出場濃厚に…静かに闘志燃やすDF室屋成「誰かの代わりというプレーはできない」

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日本代表DF室屋成

 定位置を争う“先輩”が離脱することになった。7日のカタールW杯アジア最終予選・中国戦で出場する可能性が高まる日本代表DF室屋成(ハノーファー)は「常に準備できている」と静かに闘志を燃やしている。

 2日にパナソニックスタジアム吹田で開催されたW杯最終予選初戦・オマーン戦。右SBの位置でフル出場したDF酒井宏樹(浦和)がオーバーワークを考慮して、チームを途中離脱することが試合後に発表された。

 酒井の離脱により、室屋が中国戦で出場機会をつかむ可能性は高い。「誰かの代わりというプレーはできないので、自分のプレーを出せたらいいし、今まで代表でやっているプレーを見せたい」と意気込みつつも、何よりも大事なのはチームの勝利だと強調する。

「初戦で負けてしまい、落とせないゲーム。とにかく勝つために、ここに来ている。試合に出れば、勝つ目標に対して自分も貢献できればと思う」

 また、この日はMF南野拓実(リバプール)の途中離脱も発表された。小学生時代にともにプレーした“幼馴染”の離脱に「チームとして痛いのは事実」としながらも、「ただ、それを補える選手が自分たちにはいる。こういうアクシデントは今後もあると思うので、乗り越えないといけない」と力強く語った。

(取材・文 折戸岳彦)
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