ベルギー代表のロメル・ルカクは、クリスティアーノ・ロナウドと比較されるにはまだまだと感じているようだ。

　ベルギー代表の通算得点記録を更新し続けるルカクは、28歳にしてすでに66ゴールをマークするなど確かなる実績を誇る。対してロナウドは先日のアイルランド戦でアリ・ダエイ氏が持つ代表通算得点数の世界記録を更新する110ゴール目、111ゴール目を奪った。

　そんな世界最高のストライカーとの比較について、ルカクは自身にとって代表100キャップ目となる5日のチェコ戦前のプレスカンファレンスで「僕とクリスティアーノ・ロナウドを比較しないでくれよ」と話し、まだまだ肩を並べるには至らないことを強調した。

「クリスティアーノ・ロナウドは僕にとって、歴代で3本の指に入る選手だ。順位をつけるつもりはないけど、彼は間違いなくその中に入っている。僕の世代の選手にとって、彼がフットボール界で成し遂げたことはものすごいことだ」

「イタリアで彼と対戦することができて本当に幸運だった。それに今、彼はプレミアリーグに戻ってきた。イングランドのフットボール界にとって本当に良いことだ。スタッツとかの比較なんて無駄なものだ」

　今夏の移籍市場で、ルカクはインテルから9800万ポンド(約150億円)でチェルシーに移籍した一方で、ロナウドも古巣マンチェスター・ユナイテッドに帰還。イタリアでもしのぎを削った両選手は、今シーズンからはイングランドに場所を移して相まみえる。

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