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“目の前”の中国戦で必勝誓う遠藤航「積み重ねがW杯につながる」

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日本代表MF遠藤航

 まずは、目の前の中国戦で勝利をつかみ取ることが大事。日本代表MF遠藤航(シュツットガルト)は「アウェーでも勝ち点3を取らないといけない」と力を込めた。

 2日に行われたカタールW杯アジア最終予選・初戦のオマーン戦。コンディション面でも戦術面でも相手に上回られ、試合終盤の後半43分に決勝点を献上してしまう。ホーム黒星スタートとなり、厳しい表情を見せた試合後には、「この結果は受け入れるしかない。次は難しいアウェー戦になる。良い準備をしてやっていくしかない」と気持ちを切り替えていた。

「オマーン戦では切り替えの遅さや一個一個の球際の部分などが足りていない部分が多かった。そこはベースの部分なので、絶対にやらないといけないし、自分たちは失ってはいけない」

 遠藤自身、オーバーエイジとして出場した東京五輪からハードなスケジュールが続いている。同じく、オーバーエイジのDF酒井宏樹(浦和)はオーバーワークを考慮して、オマーン戦後に途中離脱が発表された。しかし、「ずっと休みなく続いているけど、個人的にはそんなに悪いとは思っていない」とコンディション面での問題はないことを強調した。

 最終予選は10試合行われるものの、「個人的には先のことを見ずに目の前の試合で勝ち点3を積み重ねることがW杯につながる」と語ると、「ホームで負けてしまった分、アウェーでも勝ち点3を取らないといけない。勝つことを考えてやりたい」と“目の前”の中国戦での必勝を誓っている。

(取材・文 折戸岳彦)
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