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DF槙野が劇的ゴール!! 浦和、大逆転でルヴァン杯4強入り!! AGで川崎F上回る

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劇的ゴールを奪ったDF槙野智章が仲間から祝福される

[9.5 ルヴァン杯準々決勝第2戦 川崎F 3-3 浦和 等々力]

 ルヴァン杯は5日、準々決勝第2戦を開催し、等々力陸上競技場では川崎フロンターレ浦和レッズが対戦。前半8分に浦和が先制するが、同40分に川崎Fが追い付くと、後半32分と同38分にゴールを奪って逆転に成功。しかし、同42分と同アディショナルタイムに浦和がネットを揺らして3-3のドロー決着。2試合合計4-4ながらもアウェーゴールで上回った浦和が準決勝進出を決めた。

 1日に浦和のホームで行われた第1戦は1-1のドロー決着。第2戦をホームで迎える川崎Fは第1戦から先発4人を入れ替え、FW宮城天、FW小林悠、DF田邉秀斗、DF山村和也らを先発起用。一方、アウェーの浦和は第1戦から先発の入れ替えはなく、同じ11人がスターティングメンバーに名を連ねた。

 前半3分にゴールを脅かしたのは、勝ち上がるためにまず得点が必要な浦和だった。高い位置でのボール奪取を成功させると、左サイドからMF汰木康也が送ったクロスのこぼれ球に反応したMF関根貴大がジャンピングボレー。枠を捉えるシュートとなったが、GKチョン・ソンリョンに阻まれてしまう。

 しかし、前半8分に浦和が試合を動かす。最終ラインのDF岩波拓也が送ったロングパスに反応したFW江坂任が胸トラップでボールを落ち着けてPA内に侵入すると、冷静に右足のシュートでネットを揺らしてスコアを1-0とした。

 1点のビハインドを背負った川崎Fだったが、同40分に試合を振り出しに戻す。MF家長昭博がダイレクトで送ったスルーパスからPA内に走り込んだFW小林悠がワンタッチでラストパス。ゴール前に走り込んだFWレアンドロ・ダミアンがきっちり蹴り込み、1-1の同点に追い付いた。

 2試合合計2-2とイーブンの状況で後半を迎えると、川崎Fは第1戦で負傷交代したDFジェジエウを田邉に代えて投入。さらに同13分には宮城に代えてMF長谷川竜也をピッチへと送り込む。同18分には浦和ベンチが動き、汰木に代えてFWキャスパー・ユンカーを送り込んだ。

 すると、後半32分に川崎Fが勝ち越しに成功。MF脇坂泰斗が蹴り出したCKを山村が打点の高いヘディングで叩き込み、スコアを2-1とした。ビハインドを背負った浦和は同35分、MF伊藤敦樹、MF田中達也、DF西大伍の3枚を投入して状況を打開しようと試みる。

 しかし、後半38分、再び脇坂が蹴り出したCKを今度はMFジョアン・シミッチがヘディングでネットを揺らして川崎Fが3点目。リードを2点差に広げられた浦和は同42分にユンカーがゴールを陥れて1点差に詰め寄ると、同アディショナルタイムにドラマが待っていた。DFアレクサンダー・ショルツが送ったラストパスの流れから、最後は途中出場のDF槙野智章が押し込み、第2戦3-3のドローに持ち込んだ浦和がアウェーゴールの差で準決勝進出を決めた。

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