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遠藤航、オマーン戦でも「やはりフル出場」…独紙がシュツットガルト主将の疲労度を懸念

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オマーン戦でフル出場したMF遠藤航

 ドイツ紙『ビルト』は、シュツットガルトの主将・日本代表MF遠藤航は休養が必要だと強調した。

 今夏ほとんどオフがなかった遠藤。U-24日本代表のオーバーエイジ枠の1人として臨んだ東京オリンピックでも16日間で2回の延長戦を含む6試合すべてに先発出場し、先月クラブに帰還してからの4日後に行われたリーグ開幕節グロイター・フュルト戦にフル出場。この一戦ではいきなり得点を挙げたものの、『ビルト』は遠藤について「見る影もないほどピッチ上で疲れ果てた印象を与える」と記し、5-1で大勝したフュルト戦でのゴールを「単発的なもの」とした。

 五輪でのメキシコ相手の3位決定戦で遠藤が「3失点すべてに絡んでしまった」ことを紹介する同紙だが、それぞれシュツットガルトが落としたライプツィヒ戦、フライブルク戦で遠藤は守備面では「不注意」な場面があったとも指摘。ペレグリーノ・マタラッツォ監督がフライブルク戦で相手FWにマークを外されたことについて、「6番(守備的MF)たちが走りを続けていれば、3バックのフォーメーションで間違っていなかった」と名前は挙げなかったものの苦言を呈していたことも伝えられている。

 一方、記事では遠藤のスタッツが「以前と同じように良い」とも言及。「日本人選手は昨季と同じく現在ブンデスリーガで最多のデュエル勝利数(49)を記録中。パス成功率は89%と頼もしく、“エンジン”は32キロとシュツットガルトのチームトップの運動量を記録した上で、1ゴール1アシストもマークしている」と伝え、これらデータは「エンドウがシュツットガルトで絶対的なキープレーヤーであり続けることを示す」とも強調した。

 しかしこのように続けている。

「ただ、疲れているキープレーヤーで、決定的な場面でそこにいなければシュツットガルトの助けにならない。またも代表に向かったことも改善につながらない。0-1で格下オマーンに敗れたが、シュツットガルトの主将はやはりフル出場していた。エンドウに休養を与えなければならない。そうすることでシュツットガルトがワールクラス・エンドウを取り戻す!」

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