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第99回選手権。都道府県予選決勝敗退も、活躍、個性光った選手たち48選(西日本編)

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ハードワーク、そして攻撃力の高さが印象的だった長崎総合科学大附高FW一宮優斗

 第99回全国高校サッカー選手権は山梨学院高(山梨)が11年ぶり2度目の優勝を成し遂げた。都道府県予選を勝ち抜いた選手たちが全国大会で躍動したが、ゲキサカは予選決勝敗退校の選手にも注目。編集部・吉田がチェックした各予選準優勝校から、光った選手を一人ずつ、計48人ピックアップする。第2回は三重県~沖縄県までの西日本24選手を紹介。

四日市工高MF渡辺温貴(3年)
「パスワークを武器に97年以来23年ぶりの決勝進出を果たした四日市工のプレーメーカー。キック精度高く、前を向いてからの縦パスで攻撃を活性化する」

東山高FW岩村匠馬(3年)
「豊富な運動量でピッチ上を走り回り、計5得点。堅実な守備から速攻を繰り出していた東山の前線で怖さのある動きを見せた」

金光大阪高GK宮前壱爽(2年)
「決勝は前半にセットプレーから失点したものの、その後好守を連発。シュートセーブ力と左足キックが特長の2年生守護神」

三田学園高FW長野壮(2年)
「ダイナミックな動きで相手ゴールへ迫るスケール感大きなストライカー。懐深いボールキープと力強い抜け出しで攻撃の起点に。県予選では3得点をマークした」

五條高MF豊田魁人(3年)
「独特のリズムのドリブルからシュートを打ち込むスーパーサブ。決勝では交代出場でFW和田谷蓮貴(3年)とともに反撃の中心となり、献身的な守備も見せていた」

近大和歌山高FW藤木皇成(2年)
「決勝での2ゴールを挙げるなど県予選でゴールを量産したスーパーサブ。動き出し鋭く、MF小幡慎之介(3年)とともに攻撃を牽引した」


米子東高FW和田尚弥(3年)
「クオリティの高さとスピードが特長。思い切りの良いドリブル、シュートでで米子北にチャレンジした進学校の大黒柱」

立正大淞南高MF吉田竜樹(3年)
「準決勝で1ゴール3アシスト。決勝では1ゴール1アシスト。シザースを交えた強気のドリブルからのフィニッシュ、ラストパスで攻撃の中心に」

岡山学芸館高MF須賀大貴(3年)
「良い形でボールを受けてからドリブルで仕掛け、決定的なラストパスやセンスのあるシュート。FW中田樹音(3年)とともに作陽高ゴールを脅かした」

如水館高MF光成大地(3年)
「50m走5秒8の快足を活かした仕掛けは簡単には止まらず。右サイドからのクロスでもシュートシーンを演出した」

西京高MF前田唯翔(3年)
「2年時のインハイではSHとして優秀選手。3年時はボランチを務め、攻守両面でボールに係わり、アイディアあるパスを快足FW米田大和(3年)らに配球」

坂出商高DF川瀧玲(3年)
「粘り強い守りで戦うチームを安定感の高いプレーで支えたリーダー。最終ラインからの縦パス、プレースキックも特長」

鳴門渦潮高FW八木脩斗(3年)
「推進力あるドリブルが魅力の長身アタッカー。抜け出しからのクロスやシュート、プレースキックで徳島市立高を苦しめた」

済美高FW玉上集翔(3年)
「予選6得点の決定力やキープ力はもちろん、受け手が欲しいタイミングで通すパスにも注目。絶対的なエースは強みを発揮した」

高知西高FW辻元智哉(3年)
「1年時からレギュラーを務めた左利きのエース。迫力のあるドリブル、前線でのポストプレーでチャンスを生み出す」


九州国際大付高DF磯谷駿(3年)
「攻守にタレントを擁した九国大付の中でも目立っていた存在。183cmの長身とスピードを併せ持つ大型左SBは、ダイナミックな攻め上がりからゴール前のシーンを演出する」

龍谷高MF杉光楓征(2年)
「奪い返しやボールキープなど中盤での力強い動きが印象的だった2年生ボランチ。苦しい時に頑張ることのできる印象のプレーヤー」

長崎総合科学大附高FW一宮優斗(3年)
「長崎総附のハードワークを背中で表現していたチームリーダー。スペースへのスプリント、左右両足から繰り出すクロスも光る好選手」

熊本国府高GK吉永縁心(3年)
「肥後のビッグセーバー。PK戦の末に敗退したものの、県予選は全5試合無失点。184cm、80kgのガッチリとした肉体やセービング速度の速さは要注目」

大分高FW堤聖司(3年)
「福島内定のストライカーは県予選で14ゴール。楔の質、高打点のヘッド、ドリブルからのシュートなど多彩な力を備える」

鵬翔高FW佐藤颯之介(2年)
「1年時からエースナンバー『13』を背負う注目ストライカー。スピードある仕掛け、抜け出しからゴールを強襲する」

鹿児島城西高GKヒル袈依廉(3年)
「194cmの高さを活かしたセービングで相手の前に立ちはだかる注目守護神。特にハイボールで超高校級の高さを発揮した」

西原高DF重田統哉(2年)
「プレースキッカーを務めるレフティーのCB。県決勝ではCKから同点アシスト。ビルドアップの起点になった一方、強度の高い守備も」

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